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音楽経験ゼロでも「お店のテーマ曲」が作れる?AI音楽「Suno」が変えるBGMの形

AI・便利ツール

こんにちは松田です。

このお店のBGM、なんか良いな・・・」

そう感じたとき、実はそれが最新のAIによって作られた曲だったら?

今回は、音楽業界に革命を起こしている作曲AIツール「Suno(スノ)」と、活用事例をご紹介します。

Suno(スノ)って何?

Sunoは、テキストを入力するだけで「作詞・作曲・編曲・歌唱」のすべてを数分でこなしてくれるAI音楽生成ツールです。

Suno | AI Music
Create stunning original music for free in seconds using AI. Make your own masterpieces, share with friends, and discove...

2026年現在の最新バージョン(v5)では、スタジオ品質のクリアな音源はもちろん、「ボーカルだけ」「ドラムだけ」を取り出す個別編集(ステム分離)まで可能になりました。もはや「AIっぽさ」を感じさせないクオリティに到達しています。


誰でもできる!曲の作り方

使い方は驚くほどシンプルです。

  1. プロンプトを入力: 「80年代の日本のシティポップ風」「落ち着いたジャズピアノ」など、雰囲気を言葉にするだけ。
  2. 歌詞を決める: 自分で書いてもいいし、AIに「お店のコンセプト」を伝えて自動生成してもらうこともできます。
  3. 生成ボタンを押す: 1〜2分で、2つの異なるパターンの楽曲が完成します。

作成例:京都伏見の日本酒居酒屋のテーマBGM

京都・伏見の日本酒居酒屋をテーマにBGMを作ってみました。伏見といえば「銘水」と「酒蔵の街」。その情緒ある雰囲気を感じられるようなプロンプトをSunoに入力してみました。

【洗練・モダン】和ジャズ・スタイル

「少し大人な、落ち着いた空間」を演出したい場合におすすめです。

  • 特徴: 伝統的な和楽器(琴や尺八)と、軽快なピアノ・ウッドベースが融合。
  • Sunoへのプロンプト:Modern Smooth Jazz, Japanese Koto and Shakuhachi infusion, soft piano, upright bass, sophisticated, Kyoto Fushimi night atmosphere, instrumental
  • 完成例:https://suno.com/s/gQH5kncE45kTZeFh

【リラックス・チル】伏見 Lo-Fi Hip Hop

「若い世代や観光客も入りやすい、カジュアルでオシャレな空気感」を作りたい場合に。

  • 特徴: 伏見の「水の流れ」を想起させるような、リフレッシュできる心地よいビート。
  • Sunoへのプロンプト:Japanese Lo-fi hip hop, Shamisen melody, vinyl crackle, gentle water flowing sounds, relaxing, sake brewery vibe, mellow beats, instrumental
  • 完成例: https://suno.com/s/4RBd4dqXWl0AiQ1R

【コンセプト重視】架空の「伏見・酒造り唄」

お店独自のオリジナリティを出すなら、歌詞入りの「お店の歌」を作るのも面白いです。
今回は丸ごとSUNOに頼んだので日本語読みの調整してません(笑)

  • 特徴: 懐かしいフォークソングや、現代的なシティポップ風のメロディに、伏見の地名や日本酒の用語を乗せる。
  • 歌詞のキーワード例:伏見の銘水、白壁の蔵、十石舟、お猪口に映る月、今宵の一献
  • Sunoへのプロンプト:Style: Nostalgic Japanese Folk, acoustic guitar, warm male vocals, calm, storytelling
  • 完成例:https://suno.com/s/aswGYzMnCweqYlXL

大事なのは「作り方」より「使いどころの発想」

Sunoが登場したことで、「曲を作るスキル」のハードルは一気に下がりました。

これからの時代に差がつくのは、「この技術を使って、どんな面白い空間(体験)を作るか?」というアイデアの力です。

もちろん音楽理論やリリックのセンスは人間の領分だと思います。

松田の友人で四条木屋町下るの立ち飲み酒屋「レボリューションブックス」さんが好例です。

実例「食の本&立ち飲み」:レボリューションブックス

2016年にオープンしたこのお店は、「食の本専門の書店」と「立ち飲み酒場」が一つになった、唯一無二の空間です。
店主の西谷さんは、伝説的パンクバンド「MOGA THE ¥5」のドラマーとして、全国のライブハウスを熱狂させていた人物。店内の本棚に並ぶのは、すべて「食」に関する本。プロ向けの専門書から、料理漫画、食にまつわるエッセイ、さらには子供も楽しめる食べ物の絵本まで。

そしてBGMは西谷さんがSUNOを駆使した素敵な楽曲の数々♪空間にマッチしたBGMもアテにして飲んでみませんか?

店舗情報

  • 店名:レボリューションブックス(Revolution Books)
  • 住所:京都市下京区船頭町235 集栄堂ビル2F
  • アクセス:阪急「京都河原町駅」から徒歩約5分
  • 公式サイトhttps://revolutionbooks.jp/
  • Instagram@revolutionbooks

【注意】著作権について

Sunoで作った曲の「持ち主」が誰になるかは、契約プランで決まります。

項目無料プラン(Basic)有料プラン(Pro / Premier)
所有権Suno側に帰属ユーザーに帰属
商用利用不可
(個人的な利用のみ)
可能
(BGM、配信、販売など)
クレジット表記必須不要
後から課金過去の無料曲は商用化不可生成時の権利がずっと続く

注意点: 無料プランの時に作った「会心の一曲」を、後から有料プランに入って商用利用することは規約上できません。商用で使いたい場合は、必ず有料プランに入ってから生成し直す必要があります。


「商用利用」ってどこまで?

お店(居酒屋など)のBGMとして流す行為は「商用利用」に含まれます。

有料プランであれば、以下のような使い方が堂々と可能です。

  • 店舗内でのBGM放送
  • YouTubeの動画の背景音楽(収益化していてもOK)
  • SpotifyやApple Musicなどでの楽曲配信
  • 広告やイベントでの使用

著作権の「グレーゾーン」について

ここは少し専門的な話になりますが、2026年現在、「AIが100%作ったメロディや歌声」に法的な著作権が認められるかどうかは、世界的にまだ議論の最中です。

  • 歌詞を自分で書いた場合: その歌詞の著作権は完全にあなたにあります。
  • AIが生成した音: Sunoの規約上は「あなたのもの」になりますが、他人が勝手に使ったときに「著作権侵害だ!」と裁判で勝てるかどうかは、まだ法整備が追いついていない部分があります。

トラブルを避けるための自衛策

お店で安心してBGMとして使い続けるために、以下のことをおすすめします。

  1. 有料プランの領収書を保管する: 「この曲は有料プランの時に作った正当な権利物です」という証拠になります。
  2. 既存曲に似すぎていないか確認: AIが偶然、既存のヒット曲に似たメロディを作ってしまう可能性がゼロではありません。念のためスマホの楽曲検索アプリ(Shazamなど)でチェックしておくと安心です。
  3. 歌詞にオリジナル要素を入れる: お店の名前や特定のメニュー名を歌詞に入れることで、法的な保護(独自性)が認められやすくなります。
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