最近、スマホやパソコンで調べものをしていると、あちこちに「AI」という文字が出てきます。グーグル検索していると出てくる「AIモード」と「Gemini」。
実はこの2つ、中身の技術は似ていますが、「得意なこと」と「役割」が全く違います。この2つの違いと「賢い使い分け方」をどうするかまとめてみました。
例えるなら「物知りな図書館員」と「有能な秘書」
この2つの違いを、私たちの身近な人に例えると非常にわかりやすくなります。
【Google検索のAIモードは、物知りな図書館員】
あなたが何かを知りたいとき、「それなら、この本とあの本にこう書いてありますよ!」と、膨大な資料から答えを要約して教えてくれるのがAIモードです。 あくまで「世の中にある情報」を、あなたの代わりに素早く見つけて整理してくれる存在です。
例えば「美味しいお米の炊き方」や「今年の夏休みのイベント情報」など、答えがどこかに存在することを調べるのが得意です。通常の検索と違い、複数の出典元から答えを導きます。
【Gemini(ジェミニ)は、あなた専属の秘書】
一方でGeminiは、「一緒に考えましょう。メールの代筆も、旅行の計画も私にお任せください」と、あなた個人のために動いてくれるパートナーです。
単に情報を探すだけでなく、あなたの状況に合わせて新しいものを「作り出す」のが得意です。例えば「誕生日のメッセージを考えて」や「この難しい文章を、もっと簡単に書き直して」といった、あなただけの要望に応えてくれます。
どっちを使う? 迷ったときのチェックリスト
どちらを使うか迷ったら、自分の今の目的がどちらに近いか考えてみてください。
【Google検索のAIモードが向いている場合】
- 事実を確認したい(例:明日の天気、プロ野球の結果、歴史の出来事)
- 世間の評判を知りたい(例:おすすめの加湿器、近所の美味しいパン屋)
- 信頼できる公式ホームページそのものを見つけたい
【Geminiが向いている場合】
- 相談に乗ってほしい(例:人間関係の悩み、旅行のスケジュール相談)
- 文章を作ってほしい(例:お礼のメール、ブログのタイトル、一週間の献立)
- アイデアがほしい(例:新しい趣味の提案、イベント企画)
AIを使うときにこれだけは気をつけて!
どちらのAIも非常に優秀で便利ですが、決して魔法の道具ではありません。時々、「もっともらしい嘘(間違い)」をつくことがあります。
・検索のAIモードなら、表示されているリンク先のサイトも確認するクセをつけましょう。
・Geminiなら、大事なメールや案内文などは最後には必ず自分の目で内容を確認し、おかしなところがないかチェックしてください。
AIは「全部任せきりにする」のではなく、「下書きをしてもらう」「ヒントをもらう」という気持ちで付き合うのが、一番上手な活用方法です。

